まちなかのクリニックや他の医療を含めた多職種と連携し、
温かみのある応対を心がけています

「さかえまち」は、隣に内科・循環器科・小児科等の診察を行っている栄町クリニックがあり、そちらにいらっしゃる患者さんを中心に調剤・服薬指導を行っています。英語対応可能なクリニックなので、外国人の患者さんが来られることも多いですね。また、個人および施設の在宅医療、栄町クリニックと連携して弊社が開設している病児保育室のお子さまへの対応も行っています。

アットホームな雰囲気のある店舗で、我が子の病気や子育てに悩むお母さんのお話を伺ったり、年配の患者さんにはその人に合わせた服薬方法をアドバイスしたり、患者さんとの距離が近いのがこの店舗の特徴です。訪れる子どもたちの愛らしい様子には心が癒されますし、悩みが解決してホッとしている患者さんの笑顔を見るとやりがいを感じます。

スタッフは薬剤師は4名、事務員5名の総勢9名。みんな仲良しで、いつも和気あいあいとしています。私はこれまでに3社の調剤薬局での勤務経験がありますが、徳吉薬局の職場環境はとても良く、勤めやすいですね。しかしそれに甘えてばかりではなく、締めるべきところは締め、メリハリのある仕事ができるよう心がけています。

常に最適なサポートができるよう
知識・情報の更新をしていきたい

責任ある薬剤師という仕事をやる以上、医療や薬剤等に関する知識・情報のアップデートを怠ることはできません。子どもがまだ小さいので外部の研修会・講習会にしょっちゅう出ることはできませんが、薬剤師系の雑誌を毎月講読したり、Webラーニングで資格更新の単位を取得するなどしています。加えて、医師向けの雑誌も読んでいます。お医者さんの治療に関する知識も蓄えておかないと、なぜその薬が処方されたのかという背景や流れを理解できないし、不安がられている患者さんに対していいアドバイスができないから。医療や医薬品はどんどん進化していくので、勉強をする・しないで薬剤師の能力に大きな差が出てくるのではないでしょうか。

大学時代は、覚えることが多い薬学の勉強は少し苦手でした。でも学びを積み重ねてきた甲斐あって、知識のピースがそろってきたのを感じています。毎日いろんなことが起こるから仕事は難しいし、まだまだ自分に自信はありませんが、患者さんの笑顔や「ありがとう」の一言に支えられています。